まだ収穫が終わっていないところもありますが、今年のオリーブの作柄がみえてきました。
九州を中心とした会員様の圃場では、全体的に昨年よりも収穫量が多いです。
とても喜ばしいことです。
弊協会と交流のあるイタリア・トスカーナのオリーブ生産者の方々は、昨年より少しだけ豊作 と言っています。
しかし、イタリア全体のオリーブ生産量の約70%を占める南部のカラブリア州やプーリア州では、 干ばつと高温により、昨年に比べて大幅な減収とのこと。
世界のオリーブオイルの約50%を生産するスペインも同様の理由で前年比25%~30%の減収が 予想され、エクストラバージンオリーブオイルの世界的な争奪戦、価格高騰が懸念されます。