生分解性ポット

先月、宮城県石巻市で育苗を開始したオリーブ苗木には、生分解性ポットを使用しています。
育苗後、苗木をポットに入れたまま地植えできるものです。
このポットはトウモロコシのデンプンが主原料で、加水分解により強度劣化が進行した後、 自然界の微生物などの働きにより水と二酸化炭素に分解され、地球に還ります(生分解)。
生分解により排出された二酸化炭素を使ってトウモロコシが光合成でデンプンを作り、 そのデンプンが生分解性ポットの主原料となるので、循環型の製品といえます。
“地球に優しく、植物にも優しい製品”を理念とする、株式会社 グリーンサポート様 (大阪府貝塚市)が取り扱っています。

生分解性ポットのみ(写真左)と、ポリポットに入れた生分解性ポット。育苗時の使い分けが可能

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